「どのメーカーの物がいいのでしょうか?」という質問をスポーツクラブさんからされました。なんでも10年くらい同じマシンを使っているので会員さんから飽きられてきたということと効果的なマシンがあれば教えていただきたいとのことでこのような質問をされました。
基本的に私はマシンを使うことは補助的行うことが多いのですが、マシンはマシンで素晴らしいと思っています。ジムによってメーカーなどが異なり、やりやすいマシンもあれば使いづらいマシンももちろんあります。
説明書通りの使い方では刺激がない時などは背もたれの角度や椅子などを無視した使い方で行います。ちゃんとした使い方をしないとジムのルール上ダメな場合がありますので個人判断で(基本的に怪我のリスクもあるので普通に使うことが一番いいのですが)
今回は個人的に好きなマシンをランキング形式で紹介してみたいと思います。同じメーカーのマシンでも作られた年代などにより効きなどが全く違うことがあります。例えばノーチラスというメーカーの物でも新しい物よりも古い年代の物の方が効くなんてこともあり紹介が難しくもあるのですがあしからず。
好きなマシン5選
第5位
ハンマーストレングスのアイソラテラルチェストです。
このマシンは背中のマシンでもあり胸のマシンでもあります。
背中と胸のスーパーセットを行うこともできる優れものです。
残念ながらあまり置いてあるジムはありません。胸やりたい人が背中で使われているとできないため、使い勝手が良くないみたいです。
第4位
ノーチラスのスーパープルオーバー
またしても背中のマシンですが、このマシンは名機中の名機と思います。
負荷が抜けることなく、背中を破壊できるマシンです。上級者向けマシンかと思います。このマシンは足で踏ん張れないので、そこが設計としては残念ではあります。私はアンダーグリップでスタンディングで行うようにしています。
ちなみにこちらの写真はノーチラスの開発者でもある故アーサージョーンズ氏がプルオーバーを使っているシーンです。とても貴重な写真です。
第3位
これもノーチラス社製のバイセップスカールマシンです。
ハンマーストレングス社製との違いは、負荷が抜けることがなく最後まで負荷が乗った状態を体感できるところです。30年以上前のマシンのためほとんど見かけることは無くなりましたが、まだ置いてあるジムもあります。見かけたら試して見てください。
第2位
これまたノーチラス社製のレッグエクステンションです。
1位か迷うくらいの名機です。ベニスのゴールドジムには今でもこのマシンがおいてあります。それくらいの名機です。トップポジションで負荷が抜けるマシンがほとんどのエクステンションでこれほどまでに負荷がかかるマシンはないと思います。日本では今までに2回ほどしか見かけたことがありません。
第1位
1位はスミスマシンです!意外かもしれませんが、これほど万能なマシンはないと思います。スクワット、デッドリフト、ベンチプレス、レッグプレス、などなんでもできます!このスミスマシンですが、なぜスミスと名前がついたかご存知でしょうか?スミスマシンの考案者はジャックラランというフランス系アメリカ人です。幼少期はジャンクフードジャンキーだったが13歳でボディビルを始め女性でもトレーニングができるようにとスミスマシンを考案しました。1936年に健康クラブ、今でいうフィットネスクラブを作り80年代には200店舗まで展開しました。このフィットネスクラブのマネージャーの名前がラディースミスという名前でここから『スミスマシン』と名前がつけられました。こんな素晴らしいマシンを作ってくれたジャックさんに感謝です!
ちなみにこちらがジャックラランさんです。2007年にマッスルビーチで生涯功労賞を受賞された時に写真です。
今回のマシン選びは正直、個人的な好き嫌いが偏ってしまいましたが、1位のスミスマシンは偏ってはいないと思います。ジムには沢山のマシンがあります。どれも使い方によって優れたものでありますが、それよりも基本は「フリーウェイト」です。「フリーウェイト」ができて初めてマシンが使えるのです。
個人的にはマシンは好きですが、フリーウェイとはやらないってことはありません。バランスよくマシンも使うことで身体も発達します。
今後、他にもオススメなマシンがありましたら紹介して行きます。