腹筋運動やダイエットを行っても下っ腹がぽっこりとして凹まない方がいらっしゃると思います。女性からこの相談を受けるのですが、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
ダイエットで食事制限や運動をして、体重は減っているのにお腹が出る原因はなんでしょう?答えは腸内環境にあり「腸だるみ」が原因かもしれません。
「腸だるみ」は食事などで食べたものが、胃の中で十分に消化されずに腸内に運ばれて、その排泄物を腸が尺取虫のように動かし外に排泄しようとした時に詰まってしまい腸が下に下がってしまう。これが「腸だるみ」です。
この「腸だるみ」は非常に危険です!
「腸だるみ」が起こると内臓を圧迫します。そして脂肪や水を貯めやすくなり、冷えも発症し、慢性的にポッコリお腹になってしまいます。それだけでなく血流の流れも悪くなり腸自体の機能も低下してしまう可能性があります。
腸が動かなくなると、栄養を各器官に届けることができなくなり、その結果疲れが抜けない体になってしまったり、普段の生活でも支障が出てきます。
この「腸だるみ」の原因とは?
姿勢が猫背であったり、運動不足による筋力の低下が挙げられます。あとはストレス、慢性的な冷え性が主な原因となってます。
改善策は?
姿勢を正し、運動を行い、筋肉を少しでも増やし、ストレスを溜め込まないようにし、リンパをよく温める。これをすることで下っ腹が少しは改善されます。
私は改善策として、「リンパをお風呂でマッサージしてください」とアドバイスします。これだけでもかなりの改善効果の報告をうけています。
冬場は冷えが出やすいので秋口あたりからリンパをマッサージするようにすると良いでしょう。ただの下っ腹とあなどらないでください。