日本には変わった文化がたくさんあります。変わった文化とは言っても悪い意味ではなく言い方を変えると「独自の文化」とでもいいましょうか、他の国から見ると変わっているそうで、私自身「日本人」ですのでなんとも思わないのですが。
海外から見ると日本人は「やさしい」イメージだそうです。聞こえてくる声は「親切」「丁寧」などで、東北の震災時も略奪などはしないで助け合う日本人の姿が世界中に配信され話題になりました。W杯の時のゴミ拾いなども驚かれるほどです。
最近も「日本の素晴らしさ」を海外メディアが取り上げ、「日本独自の文化」が注目されています。しかし一方で日本人に対するネガティブなイメージもぬぐえません。
以前、海外に行った時にこんなことがありました。
アメリカのロスでダウンタウンを歩いていると、「お前は中国人か?」とホームレス風のゾンビ(ゾンビ風のホームレス?)に話しかけられ、嘘をついて「中国人だけどなんだ!」と言い返すと、そのゾンビはどこかへ消えました。
この時に「日本人だ!」と言っていたらどうなっていたでしょう?今となってはわかりませんが、多分「危ない目」にあっていたかもしれません。日本人は一部の悪い外国人から見ると「カモ」というイメージがまだまだぬぐえません。
特にヨーロッパでは未だにスリが横行していて、ターゲットは日本人だそうです。海外に行く時には最善の注意が必要です。
「ゲイ」と間違われる!
アメリカのフィットネスクラブに行くと日本人は「ゲイ」扱いを受けることもあります。特にからだが細い方は注意が必要です。(誘われることもあるそうです)日本では、「まあまあいい体」でも世界から見ると日本人は細いほうなのです。
「痩せマッチョ」なんて言葉は日本でしか通用しませんし、本来「痩せマッチョ」なんて言葉はなく「細い人」という言い方を日本人が「細い」や「ガリ」とは言わないように相手に気を使った日本独自の表現方法なのです。
私はよくこんな質問を受けます。もう何回も言われ続けているので慣れましたが、「そんなに体を大きくして何目指しているの?」という質問です。逆に海外だと「いいね〜!」とは言われますが、「何目指しているの?」なんて質問は言われたことはありません。(私が目指しているのは健康です!)
ここにも文化の違いがあります。海外だと男子は高校生くらいになると8割以上がウェイトトレーニングを行うそうです。ウェイトを当たり前のようにやる文化があり、「たくましい男子ほど女性にモテる」という風習があるのですが、日本は「草食系」なんて言葉があるくらいで「たくましい男子」はなぜか敬遠されがちです。日本だと逆にたくましい体をしている方が「ゲイ」扱いされます。
10代から20代の女性にこんなアンケートをした実験があります。テレビでやっていたのでヤラセかもわかりませんが、
街で見つけた女性に「ゴリマッチョと痩せマッチョどちらがいいですか?」という質問です。
ゴリマッチョと答えた女性2割 痩せマッチョと答えた女性8割
ニッパチの法則ではありませんが、こんなにも差が割れました。同じ質問を男性にも行ったところ、「ゴリマッチョにはなりたくないが筋肉はつけたい!」という答えが大半で、実は日本人でも「筋肉」に対し憧れがあることもわかりました。(私も小さい頃に「北斗の拳」に影響されたひとりです!)
いつか日本女性も8割が「ゴリマッチョ」という時代が来るのでしょうか?たぶんこないでしょう。
私自身、筋肉をつけたことでのメリットは「このようなブログが書ける」「トレーニングを教えることができる」「健康アドバイスができる」「初めて会った人に覚えてもらえる」くらいで、女性から「モテる」なんてことは記憶にありません。
逆にデメリットをあげると「サプリなど食費がかかる」「持久力がない」「どこでも椅子が狭い」「服のサイズがない」「スーツをオーダーしても1年で着れなくなる」「すぐお腹が空く」「あぐらが出来ない」「電車に乗ると席を2つ使ってしまうため白い目で見られる」など本当にキリがありません!
たくましいから「モテる」なんてことは、「男の幻想」かもしれません。男性からは「憧れの眼差し」(ゲイではなく)で見られることはあっても、女性からはそのような眼差しで見られることはほとんどないと思います。
それでも「筋肉」「たくましさ」に憧れる男ってなんなんでしょう?
いつかわかる時が来れば、、、、、、、