筋肉理論

筋肉理論

筋肉が作られるメカニズム

「トレーニングをすると筋肉がつく」なんて簡単に思っていませんか?
筋肉が増えるってそんな簡単ではありませんよ。
特に、トレーニング歴が2年を超えてくると、最初の1年間に比べて、増える量はかなり少なくなります。

6

出典 http://www.fitnessjunkie.jp/

筋肉ができるメカニズムは以前、簡単に書きましたが、脳からの防衛本能によって作られます。筋肉に負荷をかけることにより、筋繊維が傷つけられ「もっと筋肉を増やせ!」と脳が信号を送り、筋肥大をするのです。

しかしこの信号も、前回と同じ負荷ではだんだんと反応しなくなります。筋肉はとても賢いので、前回の負荷をメモリーしているのです。
なので、毎回違う刺激(負荷)を送ってあげたり、強度を強めたりする必要があるのです。

例えば、ベンチプレスで60キロがギリギリ10回できたとします。
インターバルを1分でまた同じ重さをやると7回しかできないかもしれません。
3セット目は5回かもしれません。

これで毎回、筋肉痛が起きて筋肉が発達しているとします。
しかし3回目くらいから筋肉痛がこなく、発達も感じられなくなります。しかも回数が増えているのも関わらず!

これはその強度に筋肉がマンネリ化してしまい信号を送らなくなってしまったのです。(筋肉は天才です!)

そのようなことが起きた場合は、重量を増やして強度を高めるなどの工夫が必要になります。(種目を変えるなども効果的です)

強度が強ければ強いほど筋肉の発達も早いのです。
筋肉が作られる最大の要素は強度がどれだけ強いかということです。
強度には、負荷(重さ)だけではなく、回数もあります。

ここで勘違いしている方がいます。疲労させればいいと思っている方です。

7

出典 jooy.jp

もし、疲労で筋肥大をするのであれば、腰痛持ちの方は腰が大きくなっているはずです。もちろんそんなことはありません!

疲労と刺激は違うということを理解しましょう。
イメージ的には筋肉に強烈な刺激を作るということです!

そして、トレーニング後には速やかに栄養を送っていただきたいのですが、皆さんはどのような栄養をとるでしょうか?トレーニングでしっかりと筋肉を追い込み、脳信号を発生させても、発達させる栄養素がなければ意味がありません。

そのような時に有効なのはサプリメントです。サプリメントに関しましては「サプリメントについて」で、詳しくご説明します。お楽しみに!

これで少しは筋肉の発達メカニズムを理解していただけたのではないでしょうか?メカニズムを理解してからトレーニングを行うことで、より筋肉は発達しますし、なにより楽しくなります。

楽しく安全にトレーニングしましょう。今日はこの辺で!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

私がウェイトトレーニングを始めたきっかけ前のページ

パンプアップで筋肥大?得られる効果とは?次のページ

関連記事

  1. トレーニング

    ウエイトトレーニングを行う 最適な時間帯について

    皆さんは、何時頃にウエイトトレーニングを行いますか?仕事終わりや出勤前…

  2. トレーニング

    筋肉痛の正体とは?

    ウエイトトレーニングを行った翌日などに必ずと言っていいほどやってくる筋…

  3. トレーニング

    たくさん食べないと大きくなれないのか?

    ボディビルダーで、元々身体が大きかったという人はあまりいません。ボディ…

  4. トレーニング

    環境に応じた身体になる

    人間は非常に優秀な生き物です。動物や昆虫は進化の過程でその環境に適した…

  5. トレーニング

    マンネリ化したウエイトトレーニングは禁物!

    毎回、同じメニューでトレーニングをされている方は少なくはありません。実…

  6. ブログ

    睡眠不足は筋肉に悪影響!筋トレとの関係は?

    毎日、皆さんはどのくらいの睡眠時間を確保しているでしょうか?睡眠時間は…

最近の記事

facebook

  1. ブログ

    「汗は毒素を出す」は嘘!
  2. トレーニング

    ウエイトトレーニングを行う 最適な時間帯について
  3. トレーニング

    休まないと筋肉は無くなる?
  4. トレーニング

    ドロップセット法について
  5. ブログ

    ケトジェニックダイエットについて
PAGE TOP